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神之浦 文三; 南 賢太郎
Proceedings of International Seminar on Nuclear Criticality, p.467 - 470, 1987/00
線バックグラウンドが非常に高い核燃料再処理施設の溶解槽やミキサセトラを収納したセル内で臨界が発生した事を迅速かつ正確に検出するためにガスループ型臨界モニタを開発した。
高瀬 和之; 丸山 創; 井沢 直樹; 田中 利幸; 下村 寛昭; 清水 明
JAERI-M 85-072, 71 Pages, 1985/06
大型構造機器実証試験装置(HENDEL)は、多目的高温ガス実験炉(VHTR)の主要構成部である炉心部、炉床部、高温配管、高温弁及び中間熱交換器などの実証試験を、実験炉とほぼ同じ条件の高温高圧のヘリウムガス(400C、4.0MPa)を用いて実施する目的で建設されたものであり、マザー第1(M)、第2(M+A)ヘリウムガスループ及び試験部とから構成されている。本報は、昭和58年3月までに実施された特性試験のうち、マザー第1ヘリウムガスループを構成する加熱器、循環機、冷却器などの単体構成機器の特性とMループ全体の性能について評価したものである。この結果、Mループは最高温度450C、最大流量0.4Kg/s、最高圧力4.0MPaのヘリウムガスを第1試験部(燃料体スタック実証試験部: T)に供給するのに十分な性能を有していることが確認された。
下村 寛昭; 井沢 直樹; 飯塚 隆行; 川路 哲; 国玉 武彦; 林 晴義; 小林 敏明; 加藤 道雄
JAERI-M 85-069, 25 Pages, 1985/06
多目的高温ガス実験炉の開発試験を行うためのヘリウムガスループである大型構造機器実証試験装置(HENDEL)の第1ループに設置されているガスベアリング式高速ヘリウムガス循環機(B)に関する開放検査役び振動測定を同循環機の故障直後の1984年4月と8月に実施した。検査により故障原因が明らかとなり、ベアリングパッド及びジャーナルシャフトの接触及び摩耗が発見された。測定の結果、故障時と正常時の振動特性に明白な相違が認められ、循環機の診断法についての見通しが得られた。この原理に基づく診断システムの概念的構成、システムの主要構成要素の一つであるコンオピュータにおける診断用ソフトウェアの基本的処理過程を紹介した。
伊丹 宏治; 中田 宏勝; 田中 勲; 山本 克宗; 青山 功; 井川 勝市
JAERI-M 83-104, 16 Pages, 1983/07
多目的高温ガス炉では、軽水炉や高速炉と異なった燃料型式を採用し、材料も高温に耐えるものを使用しなければならないことから、燃料と材料の研究開発が重要である。この研究開発に不可欠な照射試験を効率良く行うため、原研では高温照射設備の開発と整備を進めている。現在、大洗研究所のJMTRにOGL-1インパイルガスループをはじめ、ガススィープキャプセル照射装置、高温照射用の特殊キャプセルなどを整備し、照射試験に使用している。本稿では、これらの高温照射設備の概要を紹介する。
菱田 誠; 根小屋 真一; 江森 恒一; 小川 益郎; 大内 光男; 岡本 芳三; 佐野川 好母; 中野 忠典*; 萩原 威一郎*; 時枝 潔*; et al.
日本原子力学会誌, 22(3), p.181 - 188, 1980/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.79(Nuclear Science & Technology)水素ガス二次冷却系は、既設ヘリウムガスループの二次系として設置された最高温度900C,最高圧力42kg/cm・Gの水素ガスを循環させる試験装置であり、製鉄に用いる還元ガスとヘリウムガスとの熱交換系を水素ガスとヘリウムガスとの熱交換系で模擬した装置である。本装置は昭和52年1月末に完成し、今日まで約1000時間の高温運転に成功した。また、ヘリウム/水素・熱交換器の水素透過試験をはじめとする各種の試験を行い、多くの貴重なデータを得た。とくに、水素透過の試験では、熱交換器の伝熱管にカロライズ処理を施すことによって、水素透過量が1/30~1/50に減少すること、積算約1000時間の高温運転、温度変化に対しても安定であることを実証した。本報では、水素ガス二次冷却系の概要について報告する。
菱田 誠; 滝塚 貴和; 小川 益郎; 根小屋 真一; 江森 恒一; 大内 光男; 佐野川 好母
日本原子力学会誌, 22(5), p.326 - 334, 1980/00
被引用回数:2 パーセンタイル:33.82(Nuclear Science & Technology)水素ガス二次冷却系を構成している熱交換器,高温配管などについて伝熱試験や断熱性能試験を行った。試験条件は、水素ガス温度~900C,水素ガス圧力~40kg/cm・G,ヘリウムガス温度~1000C,ヘリウムガス圧力~40kg/cm・Gであり、多目的高温ガス炉の運転条件とほぼ同じ範囲である。得られた試験結果は次のとおりである。 (1)熱交換器の伝熱性能を表す熱通過率や温度効率などの実験値は計算値と良く一致した。また、本報で行った伝熱特性の解析方法もほぼ妥当であると言える。(2)高温機器の耐圧管の温度分布はほぼ一様であり、目立ったホットスポットも発生しなかった。また、内部断熱材の有効熱伝導率は他の実験結果と良く一致していた。すなわち、本装置の内部断熱材の施工方法は良好であったと考えられる。
大内 信平; 岡本 芳三
Gas-Cooled Reactor with Emphasis on Advanced Systems,Vol.2, p.219 - 236, 1976/00
多目的高温ガス冷却実験炉(VHTR)の開発プログラムの一環として、炉内照射試験・炉外伝熱流動試験を行うため各種のヘリウムガスループがつくられた。インパイルガスループ(OGL-1)はJMTRにとりつけられ、燃料・材料の照射等を行うためのもので建設中である。OGL-1製作に伴う諸問題解決の為実施した開発試験のうち、炉内管の試作,HTGLによる伝熱流動実験,膨張吸収機構試験,材料試験,断熱材試験などについて述べる。炉外高温ガスループはVHTRのコンポーネントの伝熱流動テスト,燃料要素の伝熱流動特性テストなどのために作られたものである。これらの研究のうち、炉心チャンネル内での層流化現象と対策,配管の熱損失,水素透過などの研究について述べる。
戸根 弘人; 横内 猪一郎; 馬場 治
質量分析, 22(4), p.275 - 280, 1974/04
グラフアイトおよびセラミック断熱材はガスループ内の主要な不純物ガス発生源である。このため、昇温過程におけるガス放出の挙動を知っておくことは、ガス精製系のガス流量の決定や、不純物ガス濃度の変化を推定するためにも重要である。このため、グラフアイトおよびセラミック断熱材から放出されるガス量の過渡変化を、高温度領域について測定した。実験は温度をランプ状およびステップ状に変動させ、グラフアイトおよびセラミック断熱材の脱ガス速度の時間変化をもとめた。この測定によって、温度過渡度の脱ガス速度は次式で表わされることがわかった。S(t)=G・e・t次に、この速度式を用い、昇温時のガスロープ内の不純物ガス濃度の変化を求める式を導いた。
岡本 芳三; 佐野川 好母; 下村 寛昭; 河村 洋; 秋野 詔夫; 菱田 誠
JAERI-M 5152, 17 Pages, 1973/03
高温ガス冷却炉における伝熱流動の一貫として、高温におけるヘリウム連続循環の可能な大形および小形ヘリウムガスループが、1970年以降に、当研究室で建設および試験が行われており、その概要が説明されている。これらの装置は高温ヘリウム循環装置として高温伝熱流動はもとより、各種の高温下の特性試験装置に反映され、その成果を、ガス冷却炉の設計に提示されるものと期待される。
野村 末雄; 大内 信平; 井崎 隆*; 中井 保夫*
FAPIG, (64), p.233 - 241, 1972/00
OGL-1は大洗ガスループ1号の略で日本原子力研究所大洗研究所の材料試験炉(JMTR)に設置される予定の炉内高温ヘリウムガスループであり,多目的高温ガス炉に関する燃料,材料の照射試験および冷却材の化学試験などの実施を目的とした試験施設である.